詰まっている作品
─作品の舞台がスポーツ強豪校のため、学生ながら将来を期待されるキャラクターが多数登場します。工藤さんも学生の頃から芸能活動をされていましたが、彼らに共感する部分はありますか?
そうですね、私自身こんなに強くないから「緊張してる暇ないんで」(10話)と言えないなぁ。でも、対戦チームに“大したことない”って言われたときに、千夏先輩が「活躍して勝てば2度とそんな風には言わないでしょ?」(20話)って言ったことと同じような気持ちは思っていて。例えば現場では、映っていると思ってお芝居をしていても、画面には映っていなかったりすることもあり…そういう経験をしたときは、ほかで頑張って次は見返してやろうと思うので、そこはすごく共感できました。だから、私の「なりたい」が詰まっている作品ですね。考え方もそうですし、真っすぐさとか、みんな自分に厳しいしストイックだし。そういうところは読んでいて見習わなきゃって気づかされます。
- (10話/2巻収録)
- (20話/3巻収録)
─先ほど千夏先輩の言葉に励まされたとおっしゃっていましたが、実生活で言われて忘れられない言葉やアドバイスをもらったことはありますか?
生きやすくなったなって思ったのは、“ありのままでいいんだよ”という言葉ですね。私自身、作っちゃうタイプというか、考えすぎちゃう性格なので、そう言われたときに、ああそのままの自分でも受け入れてもらえるのかなって。その言葉には結構救われて、今まで仕事のときに持っていたのとは違った気持ちで前向きに頑張れるようになりました。
─考えすぎちゃう性格とのことですが、気分が落ち込んだときのリカバリー方法があれば教えてください。
実家暮らしなので、母に話を聞いてもらうが1番ですね。友だちに言えないようなことも親には話せるし、私のことを何でもわかってくれているので。私はネガティブに考え込むタイプなんですけど、母は真逆で何とかなるよっていうタイプなので、そういう考え方に助けられています。
─恋愛の相談なんかも?
そうですね。恋愛も全部。秘密にしていることがないので何でも話しています。
─お母様に言われてうれしかった言葉はありますか?
何だろう。落ち込んだときとか、嫌だなって思ったときはすぐ話すし、日常的に優しい言葉をいっぱいもらっているので、これっていうのはないんですけど…頑張り続けていたら誰かが見ててくれるよって、いつも励ましてくれるのがうれしいですね。
─もし学生時代に千夏と大喜のように突然、異性の家に居候することになったらどうしますか?
意識しちゃう。千夏先輩すごいですね。自分だったら、意識しすぎて普通にできない。
─『アオのハコ』は学校が舞台ですが、学生時代の思い出で印象に残っていることを教えてください。
中学校のときに好きだった男の子がテニス部だったんですけど、部活中に抜け出して応援に行ったら手を振ってくれて、わあーと思って、キュンキュンしました。周りには何やってんだよって、からかわれたりして…青春でした。
─工藤さんもバドミントンがお好きだそうですが、腕前を教えてください!
腕前…小学校のときにバドミントンクラブに入っていて、一応部長をやっていたんですが肩書だけなので。大喜くんの足元にも及ばないです。
─最後に「週刊少年ジャンプ」読者へメッセージをお願いします。
私のファンの方からのお手紙やメッセージでも落ち込んだり、悩んでいたりしますっていうことをけっこう聞くんですけど、私もすごい悩むことあるし、落ち込んだりすることもありますが『アオのハコ』を読んでいただけたら、私自身も救われましたし、救われるだけじゃなく、もっと頑張ろうっていう活力ももらえます。だから、いま大変な時勢ではありますけど、お互い無理はせず、自分らしくありのままで、自分の気持ちに素直に生きていけたらいいなと思います!
- 『アオのハコ』1〜3巻
- 好評発売中
- !